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2018年09月| 2018年10月 |- ブログトップ
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きっかけは「本」 [日々の暮らし]

昔から建築やデザインに興味があり、街中を歩きながら
さまざまな建物を見るのが好きです。もっとも私の場合、
本格的に学んだわけではなく、学術的に詳しいわけでも
ありません。もっぱら鑑賞して「いいなあ、素敵だなあ」
と思うレベルです。でも、日常生活で美しいものを見ると
人は幸せになれますよね。その感覚を味わいたくて、
今日も色々なものに注目しています。

ところで私は指導先で「週1冊、新書を読み、それについて
30秒でスピーチする」という課題を出しています。
Cover to coverで読む必要は全くなく、自分が好きな本を
パラパラとめくるだけでもOK。大事なのは「とにかく
本に親しむこと」と「多様な分野に興味を抱くこと」です。
新書は手頃で読みやすく、特に最近の新書は雑誌やムックの
延長のようなものもあります。デジタル全盛期の昨今ですが、
紙の本から何か生きるヒントを得てもらえればとの思いで
この課題に受講生には取り組んでいただいています。

先日私が図書館で借りたのは「日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか」
(五十嵐太郎、東北大学都市・建築理論研究室著、
PHP新書、2017年)です。あまり日本のマスコミでは
報道されていないのですが、実は日本人建築家というのは
世界で大活躍しているのですね。本書はその系譜を
歴史的に振り返る一冊です。

中でも興味深かったのが、1974年生まれの石上純也氏の
活躍です。2014年にはオランダのレーワルデン近くにある
ファイヴァーズバーク公園(Park Vijversburg)で
ビジターセンターを完成させました。ガラスと自然が調和する
素敵な施設です。公園の公式HPはこちらですが、グーグルで
画像検索をかけるとたくさん出てきます。

https://vijversburg.nl/ontdek-het-park-vijversburg/gebouwen-2/paviljoen/

私は幼少期にオランダで暮らしていたのですが、この記述を読み、
昔の懐かしい記憶が一気に浮かんできました。
近所にあった緑豊かなボスバーン公園、遠足で出かけた公園にあった
ハムスターの回し車のような遊具、アムステルパークで乗った
ミニトレインなどが走馬灯のようによみがえったのです。
いずれも無邪気な子ども時代の幸せな記憶です。

本書を読むまでそうした光景は私の記憶の奥底に潜んでいたのですが、
本がきっかけでその思い出に浸れるのは幸せなことです。
早朝の静けさの中、この本を読みながら、「今日も一日頑張ろう!」
と思ったのでした。
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リスクを覚悟して一歩を踏み出す [仕事]

最近の日経新聞はカラーページがずいぶん増えたと思います。
私が幼少期の日経と言えば、活字も小さく、もちろん
カラーはありません。経済メインの新聞というイメージで
敷居の高いものでした。通訳の勉強を始めた大学時代、
先生から「通訳者を目指すなら日経新聞を読みなさい」と
言われたことを覚えています。いざ、読み始めてみたものの、
とにかく私には難しかったですね。それでも毎日「めくるだけ」と
言い聞かせて読み続けていたところ、何となくわかるように
なってきたのです。

今ではそのような「堅いイメージ」も薄れた日経で、
ここ数年は別刷りマガジンもありますし、平日でも
写真がメインのインタビュー記事が掲載されています。
今日ご紹介するのは、「投資特集」の中に出ていた
岡田武史氏のインタビューです。サッカー日本代表の元監督で、
今はFC今治のオーナーです。

次のことばが印象的でした。

「リスクを覚悟して一歩を踏み出せば、
不思議と人は助けてくれるのです。
必要なのはビジョンです。
ビジョンを持って本人が達成したいとワクワクしているから、
みんながそれに賛同してくれるのだと思うのです。」

私自身、これまでの仕事人生を振り返ってみると、
本当に多くの方に助けられ、支えられ、ご縁をいただきながら
今に至っていると感じます。特にフルタイム会社員から
フリーになったときなど不安だらけでしたし、今でも
自分の健康や年齢的なことを考えれば、色々と考えることが
あります。

それでもリスクを覚悟することにより、
自分が社会でどのようなことをしたいのかを
きちんと把握していれば、応援して下さる方は
必ず現れると思うのですね。実際、これまで私が
「あ、この人、応援したいな」と思えた方というのは、
いずれも自分のポリシーをしっかりと持ち、
自己研鑽し、笑顔で覇気があり、常に前を向いている方々です。
そうした人たちから私の方が多くの勇気をいただけているのですね。

自分で自分のファンになる。自分のファンを増やす。
誰もがそうした熱い思いを持つことができれば、
それこそ「働き方」自体が改革されるのかもしれません。

(2018年10月4日木曜日 日本経済新聞朝刊より)
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お待ち遠様でした [日々の暮らし]

早朝シフトの日はいつも決まった電車で通勤しています。
乗っている人たちもほぼ同じです。「あ、あの人、今日も
端っこに座っている」「あの方は先日もコンビニのパンを
食べていたっけ」という具合に、顔なじみになってきます。
現に私自身、乗換駅でグーグー寝てしまっていたときに
「着きましたよ」と起こしていただいたことがありました。
朝早い時間帯は乗り過ごしてしまった場合、引き返すにも
電車の本数が少ないのですよね。起こしてくださった方には
本当に感謝しています。

ところで先日、早朝の丸ノ内線に乗った際、運転手さんが
出発間際に「お待ち遠様でした」という言葉を使っていました。
最近は「お待たせしました」をよく聞く分、何だかとても
懐かしい気分になりましたね。こうした「様」ということばは
日本語でも他にいくつかあることを思い出した次第です。

たとえば「お世話様でした」「ご苦労様でした」
「お疲れ様でした」「お粗末様でした」などなどです。
「新明解国語辞典」には「御」の見出しのところに
以下の説明がありました:

「『お・・・様(サマ)』の形で、相手に対する同情や
ねぎらいの気持を表わすのに用いられる」

また、別の日本語学習サイトを見たところ、"'Sama' is a suffix
used after addressing someone and makes the addressed person very respective"
とも出ていました。

何気なく使っている日本語も、こうして分析してみたり、
英語の観点から見たりしてみると新たな発見があります。
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思い出がよみがえるとき [日々の暮らし]

友人と話をしていたときのこと。人事異動でしばらく
Tという街に通勤していたと聞かせてくれました。

その街は私にとって本当に懐かしい場所です。
と言いますのも、中2でイギリスから帰国した当初を思い出すからです。

帰国直後、私は家の隣にあるマンモス公立中学校に
編入しました。ところがその学校が帰国子女を受け入れたのは
私が初めてでした。先生方も対処法がわからずじまいだったのです。
しかも当時は学校が荒れていた時代。学年を超えて
全校生徒がわざわざ私のことを教室まで見に来ました。
「なんかさあ、ウチの学校にガイジンが入ったらしいよ」と言いながら。

私はその学校に適応できず、1週間通っただけでギブアップしました。
幸い学区外に帰国子女受け入れ校があることを知り、
そちらに通うことにしたのです。
その中学校があったのがTという街でした。
1時間以上かけての遠距離通学が始まりました。

その学校は校長先生を始め先生方が素晴らしく、私は
のびのびと学校生活を楽しむようになりました。
友人もたくさんでき、毎日が充実していきました。

ところが中3になるのを前に転居が決まってしまったのです。
父の仕事の都合でした。結局、Tの街まで通ったのは
わずか半年です。けれども私にとってはたくさんの思い出の詰まった
ものとなり、あの時期が今の自分を支えてくれているとも思っています。

以後、私はTの街へ行く機会がないまま、現在に至っているのですが、
友人がその街の名前を口にしてくれたおかげで、
楽しかった14歳の頃があざやかによみがえりました。
おそらくあの会話がなければ、記憶の奥底にしまわれたまま
だったと思います。

ひょんなきっかけで、しばし幸せな時間に浸れたのでした。
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「東京駅からはじまる あなたのエピソード」掲載のお知らせ

過日、TOKYO STATION CITYが募集していた
「東京駅からはじまる あなたのエピソード募集」に
応募したところ、HPに掲載していただきました。
留学前の出来事を綴った一文です。
31エピソードの19番目に掲載されています。
他の文章もみなさんそれぞれが東京駅への思い出を
熱く記していらっしゃいます。

http://www.tokyostationcity.com/special/startwithyou/campaign2018/

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
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「放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [英語]

第185回はhave a finger on the pulse of ... というフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/13766.html

お時間がございましたら、ご一読いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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岡崎慎司選手のことば [日々の暮らし]

日経新聞のスポーツ欄にはサッカー日本代表、岡崎慎司選手の
コラムが時々掲載されています。「満身創意」というタイトルです。
10月3日の文章も読みごたえがありました。

岡崎選手にとって、欧州でプレーすることは
「修行みたいなもの」なのだそうです。
「サッカー選手としてどこまで行けるのか?」を
追求し続けていると綴っています。
つまり、自分との闘いであるのだそうです。

ヨーロッパでプレーする日本人選手は、
華やかな舞台で活躍しているように見えます。
けれども現実は違います。岡崎選手曰く、
自分と同じ力量の選手がいた場合、無意識なのか、
監督は日本人以外の選手を起用するのだそうです。
そうした理不尽な世界に常に身を置いているのです。

岡崎選手は次のように述べています:

「リザーブリーグ出場は欧州へ来て初めてのことだった。
これを屈辱だと思うのか、何かにたどり着くための
プロセスと考えるのか。捉え方次第で、現実は変わる。」

周囲から「岡崎はもう終わりだ」とみなされながら、
何度もそれを覆したのが岡崎選手なのです。

「サッカー人として限界に挑む修行を楽しんでいる。」
と記す岡崎選手。現実をどうとらえるか。
それ次第で人生は変わると私は感じました。

(2018年10月3日日経新聞夕刊より)
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目立たせないための色使い [日々の暮らし]

先日、上野の東京文化会館でコンサートを聴きに出かけた際、
ロビーにあるチラシをたくさんいただいてきました。
その中でとても興味深く読んだのが「図解!東京文化会館」という
チラシです。私がいただいたのとは少し異なるのですが、
同じイラストレーター・溝口イタル氏のものが
ネットで見つかりました:

https://www.rekibun.or.jp/wp-content/uploads/2017/12/komichi_04.pdf

上記PDFにも説明がある大ホールの客席に私は興味を
抱きました。と言いますのも、大ホールのシートは
すべて同じ色ではありません。青、緑、黄色のシートが点在しているのですね。

説明を読むと、色が点在することで空席が目立たないという
効果もあるそうです。なるほど、と思いましたね。
これを考えたのがホール設計者の建築家・前川國男でした。
ちなみに前川國男の師匠はル・コルビュジエ。
文化会館お隣にある国立西洋美術館はル・コルビュジエによる設計です。

大ホールに話を戻しましょう。

ホールの壁には雲形のパーツが付いています。これは音響の
ための「拡散体」と言うそうです。ブナ材でできており、
これを作ったのは彫刻家の向井良吉でした。
向井良吉は洋画家・向井潤吉の弟です。

それにしても「色」というのは様々な効果があるのですね。
溝口イタル氏の親しみやすいイラストで色について新たな世界を
知ることができました!
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NHK「世界へ発信!英語術」掲載 [掲載]

10月10日水曜日の翻訳・解説を担当いたしました。
「新沖縄県知事に基地移設反対の玉城氏」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n181010.html

どうぞよろしくお願い申し上げます!
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マスク [英語]

先日の日経新聞のトップニュースは、テスラのCEOマスク氏に
関するものでした。上場を巡り市場を混乱させたため、
アメリカのSEC(証券取引委員会)から訴えられたのです。
さまざまな事業に乗り出すマスク氏を見ていると、
80年代のリチャード・ブランソン氏を思い出します。

ところでマスク氏のフルネームはElon Muskです。ただ、
私はマスク氏の話題が出てくるたびに、どうしてもmaskを
思い描いてしまいます。なぜかと言いますと、日本の
マスク文化がとても独特だからです。

以前、通訳学校で取り上げたガイド通訳の教材で、
「なぜ日本人はマスクをするのか?」という外国人の
問いかけがありました。イギリスに暮らしていたころ、
マスクをしている人というのは見かけませんでした。
なぜならマスクをするのは手術室のドクターぐらいだからです。
よって、私自身、海外勤務から帰国後、
あちこちでマスクをしている人を見かけて不思議に感じたものでした。

「オックスフォード米語辞典」(英英辞典)でmaskを調べると、
このように出ています:

a covering for all or part of the face, in particular
* a covering worn as a disguise, or to amuse or
terrify other people.
* a covering made of fiber or gauze and fitting over the
nose and mouth to protect against dust or air pollutants
(以下省略)

つまり、英英辞典では、あのいわゆる「白いマスク」よりも
「仮面」の定義の方が先に出ているのですね。
グーグルでmaskと入力し、「画像」検索ボタンを押すと、
やはり様々な仮面が出てきます。
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