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通訳前の緊張 [日々の暮らし]

通訳学校で教えていると、「どうしても緊張してしまい、
訳が出てきません」とのお悩み相談を受けます。
「同時通訳中に頭がフリーズしてしまった」
「逐次通訳できちんとメモをとっていたのに、いざ訳出となると
頭の中が真っ白になってしまう」という具合です。

これは私にも経験があります。睡眠時間を削ってまで
予習をしたのに、手も足も出ないような気になってしまう。
しかもそのような日に限ってパートナー通訳者はおらず、
自分一人だけ。ますます緊張は募ります。

ではどうすれば克服できるのでしょうか?こればかりは
「場数を踏む」しかありません。以前、オペラ関連の通訳を
した際、大ベテランのテノール歌手の方がこう述べておられました。

「聴衆が30人であろうと、300人であろうと、同じぐらい緊張する。」

そう、緊張というのは誰もがするものなのです。
「人間は緊張するものなのだ」と受け入れた方が
気も楽になります。「本番前まで自分は最大限勉強をした。
あとは運を天に任せよう」と思う方が却って良いと私は感じています。

放送通訳の仕事を始めて今年でちょうど20年ですが、
今でもマイクのスイッチを入れる際、非常に緊張します。
心臓バクバク状態です。会議通訳と異なり、ニュースですので
何が飛び出すかわかりません。いつも私は自分にこう言い聞かせています。

「緊張しても構わない。ただ、必要以上にアガらなくて良い。」

こう考えながら本番に臨んでいるのです。

ちなみに今でもスケジュールが許せばビジネス通訳やセミナー通訳に
携わります。やはり本番前はガチガチです。そのような時、
自分の気持ちを前向きにさせてくれるのが音楽です。
スポーツ選手も試合前に音楽を聴いていることが多いですよね。
私がもっぱら聴くのは、デンマークのパーカッションバンド
Safri Duoの"Rise"という曲です。これはスポーツクラブのレッスンで
初めて耳にしました。

https://www.youtube.com/watch?v=lKdgO4lFyek

画質・音質はイマイチなのですが、熱気あふれるパフォーマンスが
見られるので、関心がある方はどうぞ!
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