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覚悟ということ [仕事]

通訳の指導をしていると「一番必要な能力は何ですか?
やっぱりリスニングですか?」というお尋ねをよく受けます。
英語の4技能はもちろんなのですが、それと同時に知識も
体力も度胸も必要です。次元は異なりますが、アスリートや
舞台俳優、音楽家などに通じる部分があると私は感じています。

私の場合、社内通訳ではなく、どの組織にも属さない
フリーランスという業務形態をとっています。
エージェント(人材派遣会社)に登録こそしていますが、
基本的には自分の仕事は自分で管理し、準備もすべて一人で行い、
確定申告ももちろん自力での作業です。
フリーというのは自分でスケジュールを調整できますが、
仕事がなければ無職状態です。収入はゼロです。
スケジュールが許す限り業務を詰め込むことは可能ですが、
自分の体力や通訳業務のための勉強時間なども勘案すると、
やみくもに仕事を入れれば良いというわけにはいきません。

私は本格的にフリーで稼働し始めた時、自分自身に言い聞かせた
フレーズがあります。それは「覚悟を決めよ」という言葉でした。
つまり「腹をくくる」ということです。

フリーというのは、聞く人によってはカッコいいイメージを
抱くかもしれません。自分で自由に時間のやりくりをする、
颯爽と仕事をこなしている、そんな印象なのでしょう。
けれども現実は違います。無収入になるかもしれないという
可能性がゼロでない以上、自分で自分を節制して
自分という商品を常に磨く必要があります。
お客様相手の仕事ですので、信頼・信用がすべてです。
そのためにも勉強をし続け、体力を維持する、
日常生活の安全に気を付けることなど、全部がかかっているのです。

単に私が慎重で神経質になり過ぎているのかもしれません。
けれども仕事で穴をあけたくない、お客様の信頼を
裏切りたくないという思いが強くあるのは事実です。
歩いている時も、自転車や車に乗っている時も、事故には気をつけようと
思いますし、それこそ大好きなスポーツクラブでレッスンを
受けている時もケガをしないようにと意識します。

「フリーランス通訳業において最も必要なのは何ですか?」
という問いの答えは、実は「覚悟」なのかもしれません。
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