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ぶつかったら方向転換 [日々の暮らし]

日経新聞は数か月前に紙面刷新を行いました。
以前は日曜日に書評欄があったのですが、土曜日へ移行。
日曜日にはThe STYLEという特集ページが組み込まれるように
なりました。紙の質も通常の新聞紙とは異なり、
白っぽい上質な紙が用いられています。
カラー写真が多く、インタビュー記事などもあります。
個人的には日曜日にゆっくりと書評欄を私は読みたいと思うので
前の方が良かったと思っています。

さて、そのThe STYLEに先日、興味深いインタビューが
載っていました。科学者で東京理科大学教授の黒田玲子氏です。
今でいうところの「リケジョ」のパイオニアです。

昔は女性が理系の世界で活躍することは難しく、
黒田教授も大変な苦労をされています。それでもあきらめずに
進んだ様子が記事からはわかります。

「ぶつかったら方向を変えて、次もぶつかったらまた方向を変えて。
やっぱりピンチはチャンスなんです」

大変な時ほど、柔軟に対応することが大事なのですよね。

「理不尽なことがあって不平を言うのはいい。
しかしそれきり行動しないのであれば同情しか買わない。
あなたに本当にやりたいことがあるならまず
自分で考え抜き、人のアドバイスも聞きなさい。
必ず扉は開かれる」

まずは行動すること。謙虚になること。

これに尽きると思います。

(日本経済新聞2018年8月12日)
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「スプーン」から「左利き」まで [英語]

通訳の仕事をしていると、何事も学びの対象となります。
無駄な知識というものが一つもないのですね。
世に言う「雑学」も立派な「知識」。見るもの聞くもの
すべて自分の糧になると感じます。出先でフリーペーパーを
もらってはせっせと読むのも、その一環です。

行きつけのカフェで先日、新しいことを学びました。
その日はドリップコーヒーを頼んだのですが、
スタッフさんが最後にかき混ぜる際に使ったスプーンが
何ともオシャレなデザインで魅了されたのです。

しかもよく見ると、スプーンとは反対側にかわいいフォークのような
形がついています。ただ、口に入れるフォークにしては
平べったいのですね。尋ねたところ、「バースプーン」と
言うのだそうです。知りませんでした!ただ、私は日頃から
トンチンカンに聞き取る癖があり(←通訳者としては致命的ですが・・・)、
「バースプーン」と聞いた時、「バース・プーンってナニ?birth?」と
勝手に想像していたのでした。お恥ずかしい・・・。

スタッフさんいわく、フォーク型の部分はバーなどでカクテルを作る際、
アイスをクラッシュするために使うのだそうです。なるほど!
グーグルで検索したところ、フォーク部分が付いているもの自体を
日本ではバースプーンと言うようです。

では英語でこのタイプのバースプーンは何と言うのでしょう?
amazon.co.ukで検索したところ、bar cocktail mixing spoon with forked end
とありました。そのままの説明ですね。

ちなみにバースプーンには左利き・右利き用があるそうです。
ロンドンのリージェント・ストリートから少し入ったところに
かつてAntying Left-Handedという左利き専用のお店がありました。
1968年創業ですが、残念ながら2006年に閉店してしまったそうです。
ただ、ウェブサイトでは事業を継続しています。

http://www.anythingleft-handed.co.uk/shop.html
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「柴原早苗の通訳ライフハックス!」を更新しました [掲載]

JACI(日本会議通訳者協会」で連載中の「柴原早苗の通訳ライフハックス!」を更新しました。
今月は第3回「時短家事」というタイトルです。

https://www.japan-interpreters.org/news/lifehack-shibahara3/

どうぞよろしくお願いいたします。
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手抜きの効用? [日々の暮らし]

慌ただしい日々を過ごしていると、ついつい「時短」という
ことばに反応してしまいます。いかにして時間を節約できるかの
アイデアがネットや雑誌の特集に出ています。便利です。

先日のこと。夕食にサラダを作ったのですが、
今一つボリュームが少ないことに気づきました。
棚を覗くとサバ缶が。これなら味も付いていますし、
お腹も満たされそうです。早速、サラダボウルに加えました。

さらに乾燥わかめを入れようと思い立ったのですが、
戻す時間がありません。パッケージを見ると、
急いでいる際にはお湯で戻しても良いとのこと。
ただ、わざわざ戻すためだけに新たに容器を出すとなると
洗い物が増えます。

そこで思いついたのが、先のサバ缶。その中に
わかめを入れて上からポットのお湯をかけました。
待つこと数分。あっという間にわかめも戻りました。
小さな缶ですので、上からスプーンで押さえてお湯を切りましたので、
ザルも不要でした。

しかも驚いたのが、わかめにサバ缶の残り汁が
おいしくしみ込んでいたことでした。
油っぽい缶もきれいになり、一石二鳥です。

ささやかなことなのですが、日常生活の中で
このようなちょっとしたうれしいことに遭遇すると、
とても幸せになります。手抜きの効用ですね。
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直接確かめること [日々の暮らし]

今の時代、ネットへのアクセスさえあれば、場所や時間を問わず
何でもできますよね。海外へ出かけなくてもライブカメラで
現地の様子を知ることも可能です。わざわざ図書館へ行かなくても
書籍をダウンロードして読むことさえできます。
一昔前であれば考えられません。

それでも、と私は思います。
やはりデジタル「だけ」ではないのだと。
家の中から一歩も出ずにすべてを済ませてしまうには、
あまりにももったいないと感じるのです。

そのようなことを思っていたところ、共感する文章に
出会いました。横浜でパティシエとして活躍する
服部明さんのことばです。

「(どのようなプチガトーが人気なのかといったことは)
インターネットでも調べられます。でも、自分の目や舌で
直接確かめることで大きな刺激を受けることができるのです。」

画像だけ見て形をまねたり、今の流行を押さえたりすることは
ヨーロッパへ行かなくてもできます。けれども、あえて
現地に行ってみる。そこから刺激を受けることが次につながるのですね。

服部さんは、次のようにも語っています。

「『もっとおいしいものをつくりたい』と試行錯誤し続けることは
職人としての当然の務めだと思います。」

この文章も心に響きました。

私自身、より良い通訳者になれるよう、受講生にとって
実り多き授業を実施できるよう、さらなる努力を続けたいと思います。

(「相鉄瓦版」第253号、相鉄ホールディングス発行、2018年7月)
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fire [英語]

出講先の大学図書館には世界の主要新聞や雑誌が配架されています。
デジタル全盛の時代ですが、紙版の洋雑誌や英語新聞などを
めくると、現地の生活がそのまま伝わってきます。
たとえばイギリスのTHE TIMESをめくると、スーパーやデパート、
旅行会社の広告などが並びます。「今、イギリスはこれが
はやっているのかな」と想像しながら読むのは楽しいものです。

私は英語以外の言語はほとんどわかりませんが、それでも
フランスやドイツの雑誌をめくると、写真から何となく想像は
できます。以前、ドイツの女性向け雑誌を眺めていたところ、
編み物の記事が出ていたのは興味深かったですね。
ファストファッションに代表されるようなお手頃価格で
いつでも購入できるような時代に、あえて手作りというのが
斬新でした。

最近のお気に入り雑誌はTHE NEW YORKERです。
これは老舗の定期刊行物で、1925年創刊です。
日本ではその2年前の1923年に関東大震災がありました。
昭和の始まりは1926年です。

「ニューヨーカー」の2018年7月23日号を読んでいたところ、
ある広告が目に留まりました。そこには"END FAMILY FIRE"と
あります。写真に写っているのは小学校高学年と思しき男の子。
薄暗い物置かガレージのようなところにたたずんでいます。
family fireとありましたので、「なるほどね、住宅火災は
どの国でも深刻よね」と私は思いました。しかも写真の下には
"8 kids a day are accidentally killed or injured by
FAMILY FIRE"とあります。

ところが、さらに読み進めたところ、これは火災ではないことに
気づかされました。

"FAMILY FIRE is a shooting involving an improperly
stored gun, often found in the home."とあるのです。
fireとは「火事」ではなく、「銃」のことだったのですね。

アメリカでは銃を持つ自由が憲法でうたわれています。
銃乱射事件などが多発する一方、銃を強制的に押収という
状況にはなっていません。なぜならアメリカの憲法では、
銃を持つ権利を冒してはならない、とあるからです。

この広告は、銃による事故を防ぐためにも、
正しく保管することを啓蒙するものです。

多くのことを考えさせられるものでした。
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parry [英語]

行きつけのスポーツクラブで定期的に受けているレッスンがあります。
格闘技系のクラスです。音楽に合わせて体を動かしていると、
日ごろのストレスも解消されます。通訳の仕事に必要なのは
体力と信じていますので、レッスン参加は欠かせません。

このクラスは国外で作られた全世界統一のレッスンで、
年に数回、新しい曲が発表されます。
同じ系列のスポーツクラブであれば、どのお店へ出かけても
新曲実施期間中は同一レッスンを受けられます。
出張などの時にとても便利です。

数年前から新しい動きが出てきました。
インストラクターさんがその動きのたびに「パリー」と
指示出しします。顔の横で手をはじくような感じです。

カタカナが出てくるとつい反応してしまうのも
私の仕事ゆえなのかもしれません。
「パリーって英語?他言語?スペルは?」と
運動しながらも頭の中は「パリーって何?」状態になります。

調べてみたところ、綴りはparry。これは「武器や突進などを
受け流す」という意味なのだそうです。フェンシングでも
使われる用語です。

もとはフランス語のparer(避ける)で、
その命令形parezから来たそうです。なるほど~。

ところでイギリスの夏の音楽祭「プロムス」では
最終日にJerusalemという賛美歌が歌われます。
作詞はウィリアム・ブレイク。作曲はSir Hubert Parryです。
ジーニアス英和辞典の定義には「イングランドの人が
愛国心を示す時にしばしば歌われる」とあります。
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「英語教育」9月号に掲載されました [掲載]


英語教育 2018年 09 月号 [雑誌]

英語教育 2018年 09 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2018/08/10
  • メディア: 雑誌



大修館書店「英語教育」9月号の書評欄に掲載されました。
書評いたしましたのは「日本語で外国人と話す技術」
(高嶋幸太著、くろしお出版)です。91ページに載っております。
お時間がありましたらご一読いただければ幸いです。
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navigator [英語]

先日、身支度中にNHKラジオ第一放送を聞いていたところ、
番組冒頭で女性のキャスターが「パーソナリティーの〇〇です」と
名乗っていました。

昔は「ラジオで司会をする人=DJ」という呼び名だったと記憶します。

気になったので調べたところ、呼び方は他にも色々ありました。

司会
アンカー
キャスター
ナビゲーター
アナウンサー

実はラジオ局によって呼び方が違うのだそうです。
TOKYO FMやNACK5は「パーソナリティ」、J-WAVEは「ナビゲーター」、
bayfm78やFMヨコハマ、インターFMは「DJ」とそれぞれHPにありました。
ちなみに私のお気に入りのイギリスHeart FMはpresenterと
呼ぶようです。

navigatorは動詞navigateから来ています。
navigateの語源はラテン語のnavigo。
「海軍の」を表すnavalと同じ語源です。
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WHAT HAPPENED [英語]

2016年のアメリカ大統領選挙からすでに2年が経ちました。
つまりトランプ政権誕生から2年も経過しているのですね。
当時の選挙戦におけるロシアの介入に関する調査は
今なお続いています。世界には問題が山積しているにも関わらず、
アメリカの内政混乱が大きな影響を色々な場所に与えていると
感じます。

選挙戦で敗れたヒラリー・クリントン氏は最近あまり
ニュースになりません。ただ、先日、選挙戦について
記した著書が日本で出版されました。
タイトルは「WHAT HAPPENED 何が起きたのか?」です。
アメリカでの発売は2017年9月12日でした。
発売直後にはニューヨークタイムズのベストセラーリスト入りを
しています。

今回私が注目したのは、邦題でした。
英語のWHAT HAPPENEDはすべて大文字。しかも疑問符がありません。
一方、邦題は「何が起きたのか?」です。
原書の写真を見ると、著者名もHILLARY RODHAM CLINTONと
大文字になっています。夫のビル・クリントン氏の2004年の著作は
"My Life"で、著者名もBill Clintonという小文字交じりのデザインですので、
違いを感じます。

さて、邦題の「何が起きたのか?」ですが、
what happened自体を深読みしてみると、
This is what happened(これが起きたことなのだ)となることが想像されます。
私は翻訳の専門家ではないのであくまでも個人的な推測ですが、
そうなるとthis isを省略した場合、what happenedのタイトルも
「起きたこと」となるような気がします。

ことばを生業としていると、こうしたことに注目します。
自分であれこれ考えることが楽しくなります。
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