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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第317回が更新されました。
今回のタイトルは「良き『伝染』の源になる」です。
書籍紹介では「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」
(ブルーシープ編集、ブルーシープ、2011年)を取り上げております。

どうぞよろしくお願いいたします。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/
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ファンを増やすということ [日々の暮らし]

先日、興味深い本を読みました。
「商売繁盛・老舗のしきたり」(泉秀樹著、PHP新書、2008年)です。

本書にはデパートの高島屋、鰹節のにんべん、
布団の西川産業など、代々続く老舗が紹介されています。
中でも私が注目したのが、東京の醸造会社・豊島屋本店でした。

豊島屋が創業したのは1596年。
当時のイギリスはエリザベス1世の時代、
シェークスピアの生没年は1564年から1616年、
中国の明では神宗(万暦帝)が支配していました。
関ヶ原の戦いは豊島屋創業の4年後、1600年です。
こうした年代を見るだけでも、いかに老舗であるかがわかります。

本書には初代・豊島屋十右衛門のことばが紹介されています。

「人より内輪に利得をとりて
よく得意とるべし」

(「悪い客が多いと、売り上げが上がっても
回収できない金が多くなって、結局、
損をすることになる。だからよいお得意さまをつくることが大切で、
そのためには多めに儲けようなどと考えず、
ほかの商人よりも利益を少なくしてお得意さまを
たくさん増やしなさいという意味。」[25ページ])

私は日ごろから「売って下さる方のお人柄がすべて」だと
考えています。販売関連だけではありません。
「サービス」に関わるものすべてがそうだと思っています。
豊島屋十右衛門のことばにある「お得意さまを増やす」
ということは、ファンを増やすことであるとも思うのです。

最近私は、「この人からまた買いたい」と思うような
体験を何度かしており、すっかりそのお店のファンに
なっています。たまたま通りがかった際の買い物だったの
ですが、あえてまたそのお店に行きたいと思うほどです。

「ファンになって頂く」ということは、どのような仕事でも
あてはまります。良き商品を作るのはもちろんのこと、
売る側が良き人格者となるのも大切なのではと感じます。
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