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必要な情報を絞り込む [仕事]

通訳の仕事をしていると、業務日に向けて準備をする際
「あ、あの資料も読まなきゃ」「このサイトを見ておかないと」
という具合に、「やるべきことリスト」が際限なく
増えていきます。当日、どのような話題が出てくるか
わかりませんので、自分なりにヤマをかけ、
最大限の努力を払って予習をする必要があるからです。

私が通訳者デビューをしたころは、今のようにインターネットが
ありませんでした。よって、事前段階での資料読み込みは
新聞・雑誌・書籍・百科事典などに限られていましたね。
図書館にこもったり、書店でくまなく探したりという
具合に、「自宅から出て」「自分の足で稼いで」資料を探す
というスタイルでした。

今はネットにつながる環境下にさえいれば、欲しい情報は
いくらでも手に入ります。講演者の動画を事前に視聴して
その方の話す癖やトピックをより具体的に知ることもできます。
本当にありがたい時代です。

けれども、情報が無限に入ってくるということは、
その分、それらを読む時間も必要になります。
あまりの情報量に圧倒されて焦りが出てしまい、
読んでも内容を把握できないということになっては
本末転倒なわけですよね。

先日、コミーFBI前長官の公聴会証言の同時通訳を
する機会をいただいたことを機に、諜報活動に関する本を
何冊か読みました。その中で印象的だったくだりがあります。
それは、「情報を厳選し、少ない情報をじっくりと
分析すること」の重要性でした。

「情報量が多い=エライ」というわけではないのですよね。
通訳の業務においても、情報を絞り込み、
しっかりと吸収することが大切だと改めて感じています。

ちなみに「情報・諜報」を表すintelligenceはintelligentの派生語です。
intelligentの語源はラテン語で、inter-(間、中間、相互、以内)と
lego(to gather, select)から成り立っているそうです。

・・・とここまで調べて「ん?レゴ?ブロックの?」と気になり、
こちらも調べたところ、Legoはデンマーク語で、
Leg godt(Play well)から来ているそうです。
godtは英語のgoodに似ていますよね。