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リーダーの姿 [仕事]

これまで毎年秋になると来日していた指揮者のマリス・ヤンソンス氏。
残念ながらロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のマエストロの座を
離れたため、今では隔年になっています。
昨年はバイエルン放送交響楽団を率いてのコンサートでした。

私がヤンソンスのファンになったのはロンドン留学中の1993年。
当時マエストロはロンドン・フィルの客員指揮者、50歳の頃でした。
それまで指揮者という仕事についてあまり私自身、詳しくなかったのですが、
ヤンソンスの振りの美しさにすっかり魅了され、以来、
追っかけとまでは言いませんが、来日時には欠かさず
聴きに行っています。・・・あ、追っかけはしていましたね。
留学終了後にウィーンのザルツブルク・フェスティバルにまで
聴きに出かけたことはありましたっけ。

ヤンソンスの振りはとにかく優雅で華麗。楽団員の
各パートに花を持たせる、そんな印象です。
インタビュー記事を見ても謙虚さがにじみ出ており、
お人柄が伺えます。

1993年当時はノルウェーのオスロ・フィルの首席指揮者でした。
79年から2000年までオスロを率いている間、
このオーケストラを国際的なレベルにまで育て上げたのもヤンソンスです。
その仕事ぶりを雑誌記事で読んだことがあったのですが、
ヤンソンスは楽団員に対しても気さくに接し、
練習時には一緒に椅子を出したり片づけたりしていたと
出ていました。

指揮者というと怖いイメージがそれまでの私にはあったのですが、
こうして楽団員と意思疎通を図り、自分を信頼してもらうことこそ
リーダーには求められることなのではないか。
そのようなことを私は感じました。

海外のビジネスパーソンが日本に来て驚くことの一つに
「社長や管理職が部下と同じ社員食堂で食事をしている光景」
なのだそうです。会社によっては社長が率先してオフィス近所の
掃除を皆でやったりすることもあるでしょう。

「そこまで下がる必要はない。リーダーは効果的に統率すること
だけを考えれば良い」という考えも確かに存在しますが、
風通しを良くしてリーダーを信頼してもらうことも
組織を前進させるうえでは必要だと私は考えています。
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