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書評欄 [日々の暮らし]

本を読むのが好きで、最近は勤務先の大学図書館から
制限冊数ギリギリまで借りています。ただ、読むスピードが
追いつかないため、もっぱら斜め読みです。借りるのは
語学を始め、社会科学や芸術、写真集など多岐に渡ります。
忙しい一日を終えた夜、美しい写真を眺めると
それだけで癒されますね。

私の本の選び方はかなりの我流です。興味を抱いたテーマが
出てくると、それに関する本を集中的に集めます。
たとえばブラームスについて知りたいと思ったら、
伝記や当時のドイツの社会風習の本、時代を描いた絵画集、
ブラームスのCD、地図、ドイツ切手の書籍など
かなり手を広げます。このようにして多方面から眺めることが
何とも楽しいのですね。

ところで本選びに関しては、新聞や雑誌の書評欄も
私にとって貴重な情報源です。日経新聞はここ数か月、
土曜日に書評欄が掲載されています。個人的には
昔のように日曜日の方がのんびり読めてありがたいのですが・・・。
一方、出版社の発行するフリーペーパーにも目を通します。

最近よくチェックするのはThe EconomistやThe Spectator
などのイギリスの雑誌です。巻末に新刊書籍の書評が
あるのです。今イギリスでどのような本がベストセラーなのかが
わかり、重宝しています。日本関連の書籍や翻訳本も
ときどき取り上げられており、以前日本で話題になった本が
ようやく翻訳されてイギリスに上陸したのかと
興味深く感じます。
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自分なりの楽しみを [日々の暮らし]

大学入学前に運転免許をとったものの、日本では怖くて
運転せず、もっぱらペーパードライバーでした。
状況が変わったのはイギリスで仕事をしていた時代。
息子が生まれて車が必要となったのです。
イギリスの自動車教習は個人レッスンで先生が自宅まで
来て下さいます。幸い良き先生に恵まれ、ブラッシュアップをして
何とか走れるようになりました。とは言え、長年のブランクを
克服できるほど慣れることはできず、結局帰国までの
1年間は緊張しながらの運転でした。

日本では関東圏に暮らしているとほとんど車無しで
生活できます。我が家も車を購入したものの、子どもたちの
送り迎えとたまに出かける日帰りドライブで乗るぐらい。
やはり「車は緊張する」という状態でした。

変化が訪れたのは数年前。仕事で車が必要になったことでした。
指導先への荷物が多いため、車で出かけることにしたのです。

ただ私にはハードルがありました。高速道路の運転です。
一人で高速に乗るのはとてつもなく怖く思えたのですが、
やはり経験がものを言うのでしょうね。毎週続けるうちに
ようやく楽しくなってきました。

とは言え、そのように言えたのも日が長い時期のみ。
冬場は帰宅時に日がとっぷりと暮れています。暗い中の
運転をどう楽しもうかと考えた結果、前を走る車の
テールランプに注目することにしました。

最近は車のデザインも多様化しており、色々なランプがあります。
ごく普通の赤いランプもあれば、アルファベットのZのような
形のランプも見られます。車種によって異なるのです。

こうして自分なりのお楽しみを見つけられると、
それまで大変に思えたことも楽になってきます。
冬場ならではの楽しいテールランプ探しは
今日も続きます。
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本当にほしい情報なら [日々の暮らし]

幼少期に暮らしていたイギリスのとある町は、
ロンドンから少し離れた所にありました。
地元発行の新聞も何種類かあり、日本帰国後も
その街を訪れた際には購入していましたね。懐かしい地名が
たくさん出ており、買うたびに再び住民になったような気分でした。

今はインターネットの時代ですので、その新聞のサイトもあります。
けれども私としては「あの手触りの、あの新聞」が読みたいという思いが
あるのです。そこで編集部へ連絡し、紙版を郵送していただけるか
先日尋ねてみました。

残念ながら答えはノー。地元新聞であり、海外への郵送はしていない
というのが理由でした。うーん、残念!こちらとしては多少高額でも
払うつもりがありましたが、そもそもそういう制度がない以上、
あきらめるしかありません。

ところがいろいろと探してみると、プロの新聞記者ではなく、有志で
その街について記事を集めて発行しているミニコミ誌を見つけたのです。
試しにと編集部へ尋ねたところ、多少割高にはなるけれども郵送できますよ
とのこと。

ということで早速クレジットカードで申込み、先日、ハードコピーが届きました。
懐かしのイギリスの消印付きです。はるばる海を越えて飛行機に乗せられて
ここまで来てくれたのだと思うと感慨深いものがあります。

同じものはネットでしっかり見られるのですが、あえてこうして手間をかけて
届けられたと思うと、じっくり味わいたいと思います。
今週末、ページをめくるのが楽しみです。
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人名の読み方 [日々の暮らし]

ここ数週間、日経新聞を読んでいてふと気づいたことが
ありました。中国人の名前の読み方です。
かつて日経では「習近平国家主席」と記していたのですが、
最近は「習近平(シー・ジンピン)国家主席」と
読み仮名がつくようになったのです。

おりしも最近は両首脳が握手をする様子、しかも
ここ久しく見られなかった笑顔での握手が写真には
写し出されています。関係改善に向けてのことなのか、
新聞社側の方針転換なのかはわかりませんが、
いずれにせよ、良い方向に向かっているのであれば
喜ばしいことだと感じます。

ところでNHKのAMラジオ第2放送では外国語のニュースが
流れています。韓国語の場合、人名の部分だけは
そのままですので少なくとも何の話題か推測できます。
けれども中国語は名前も国名も中国語に置き換えられるため、
今までまったく想像できなかったのですね。

今回の日経新聞の読み仮名変更は、もしかしたら
中国本土において日本人名は日本語風に読むようになったことの
反映かもしれません。確認していませんので詳しくは
わかりませんが、こうした微妙な変化も私にとっては
「考えるきっかけ」になっています。
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読まないものを決める [英語]

通訳をする上でカギを握るのは、いかにたくさんの
知識をストックしているかです。特に放送通訳の場合、
事前準備にも限りがあります。本番に出てくるニュースも
多岐に渡るのです。よって、日頃から新聞を始め
様々な媒体から情報を仕入れておかねばなりません。

そうした理由から、私は外出先でもフリーペーパーから市報に
至るまで手に入れては読むようにしてきました。
「きました」と今あえて過去形にしたのには理由があります。
最近、読む時間が確保できなくなってきたのです。

入手した各種無料媒体物に加え、私には他にも新聞や
図書館から借りた本がたくさんあります。
特に図書館本の場合、自分の関心あるテーマのものが多いため、
本来であればそちらを先に読みたいと内心は思っているのですね。

けれども目の前にフリーペーパーなどが山積みになっていると、
「まずはこちらを先に読んでから」という誘惑に
とらわれてしまいます。要は取り掛かりやすいものを片づけて
という思いが先立ってしまうのです。

これでは本末転倒になると、ようやく私も気づきました。
物を読む際にも優先順位を付けなければ、いつまでたっても
本当にやりたいことにたどり着きません。

以前読んだ時短関連の本に「やらないことを決める」と
出ていました。読み物も同様だと痛感します。
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ボルグ対マッケンロー [日々の暮らし]

子どもの頃暮らしていたイギリス時代の1980年。
テニスのウィンブルドン、全英選手権で歴史的な
男子決勝が行われました。ボルグ対マッケンローです。
今でもあの熱戦以上の試合はないと語り継がれるほど、伝説的な試合です。

私にとってこの試合は今でも強烈に記憶に残っています。
感情をあらわにするマッケンローに対して、
いつまでも冷静沈着なボルグ。数時間にわたる死闘は
手に汗握るものでした。

イギリスでは毎年夏になると誰もがウィンブルドンに注目します。
夜遅くまで日が沈まず、長いあの冬はどこへとやら。
素晴らしい陽気が続きます。いつまでも夏が続けばなあと
子ども心に思いましたね。けれどもウィンブルドンが終わり、
ゴルフの全英オープンが終了すると、少しずつ秋めいてくるのが
イギリスです。

1980年夏。私はようやくなじんだイギリスの現地校をやめて
日本へ戻ることが決まっていました。
普段は厳しい女子校の先生方も、ボルグ対マッケンローの
試合だけは学校のテレビを付けて見せて下さいました。
クラスメートとハラハラしながらテレビ画面にくぎ付けとなる
一方、試合が終盤に差し掛かるにつれて時間の経過が
ひしひしと感じられます。「ああ、これで
また一歩、帰国へ近づいてしまった」と私は思いました。
それぐらい帰りたくなかったのです。

ところであの名試合がこのたび映画化されています。
フィクションではありますが、テーマはボルグ対マッケンローの
決勝戦です。10月末にロンドンを訪れたとき、ちょうど
封切られていました。詳細はこちら:

https://www.curzonartificialeye.com/borg-vs-mcenroe/

日本での公開が待ち遠しいです。
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第330回がアップされました。
『思考停止 言訳無用』というタイトルです。
書籍紹介では、「イギリスの水辺都市再生
ウォーターフロントの環境デザイン」(樋口正一郎著、
鹿島出版会、2010年)を取り上げております。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/

「放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現」、
第166回はlow-hanging fruitというフレーズです。

http://www.hicareer.jp/english/housou/166.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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イギリス+40年 [日々の暮らし]

日本の現状というのは「イギリス+40年」と私は
思っています。幼少期に過ごしたイギリスでは
その当時、すでに移民が暮らしており、お店でも
たくさん見かけました。

最近の日本はコンビニやレストランなどで
日本人以外の名札を付けている人がいますよね。
その現象がすでに40年前のイギリスでは見られたのです。

大学卒業後の日本ではまだ公共の場所での喫煙が
当たり前で、レストランで禁煙の所を探すのは
至難の業でした。当時の私のイギリス人上司はタバコが
大の苦手。完全禁煙の飲食店を予約の電話をかけながら
必ず確認していたことを思い出します。すでにその時代、
イギリスでは屋内禁煙が徹底されていたのです。
ただ、先日ロンドンを旅した際、屋内禁煙は守られて
いるものの歩きたばこがとても多く、日本の路上喫煙禁止は
素晴らしいと思いました。

そうそう、ロンドンでもう一つ気づいたこと。
それはかつてあった銀行や郵便局の支店がずいぶん減り、
カフェに変わっていたことでした。オンライン取引が
主流になり、クレジットカードやデビットカードで
以前にも増して支払いをするようになったからでしょう。
ロンドンのバスも今は現金が使えません。SUICAのような
カードが必要です。

先日の日経新聞で、日本の大手銀行も人員削減と
店舗縮小を進めるとの記事を読みました。
そうなると、日本でも空いた店舗がカフェになるかもしれませんね。
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出先の時計 [日々の暮らし]

先日、早朝シフトを終えて2駅分歩きました。
向かったのはJR有楽町駅です。大学卒業後に勤めた会社も
有楽町にあり、私にとってはなじみのエリアなのですが、
その日はちょっとした嬉しい発見がありました。
「駅の時計」です。有楽町駅の天井から吊るされていた時計が
実にレトロなデザインだったのです。とても美しく、
しばし見とれてしまいました。

今はみなスマートフォンがあるので、腕時計すら
しなくなったと聞きます。時間を知りたければまずスマホで
十分なのですよね。私は腕時計が好きなので今も
身につけていますが、秒針がないため、電池切れでも
分からずじまい。それで遅刻しそうになったことが
あります。ですので、携帯電話(ガラケーです!)と電子辞書の時計機能は
合わせており、バックアップにしています。

ところで結婚前ロンドンに暮らしていた頃、
ウェールズで開催された鉄道愛好会のイベントに参加
したことがあります。参加者のほとんどは、鉄道をこよなく
愛するイギリスのおじいちゃま、おばあちゃまたちです。

泊りがけのイベントだったのですが、1日目のレクチャー終了後、
談話室でおしゃべりした時、日本の鉄道について
尋ねられました。そこで私は「日本の駅の時計は正確で、
日本の電車は1秒たがわず出発する」と言うと、
「まさか!」と言われましたね。イギリスでは
電車の運休・遅延は当たり前でしたので、信じられなかった
ようです。「職員不足で運休」「葉っぱが線路に落ちたので
遅延」などは日本なら有りえないのですが、イギリスでは
日常茶飯事。ゆえに時間通りの運行が余計unbelievable
だったのでしょう。

ちなみに開催場所はこちら。美しい場所で、短期コースも
実施しています。こうした場所で学ぶという旅も魅力的です。

http://www.snowdonia.gov.wales/study-centre
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正解と理想 [英語]

10月に所用でイギリスへ行きました。4年ぶりです。
以前にも増して多文化・多民族になっているなあと
感じましたね。聞こえてくる英語も多種多様。
いわゆるQueen's Englishなどはほとんど耳にしませんでした。
ことばはコミュニケーションの「手段」であり、
その「道具」を使って人間は生きているのだと感じます。

けれども日本に帰国してみると、わずか数日離れていたにも
関わらず、日本の英語関連テキストの広告文句に違和感を
覚えました。以前は何とも感じなかったのに、です。

本の紹介広告を見ると、まだまだ日本の英語学習者は
英語に対して「正解」を求めているように思えます。
こうすれば話せるようになる、これをやればOKという具合に、
「正しいやり方」を実施することが大事と思ってしまうのですね。

私は英語を指導する立場にいることから、受講生の前では
いい加減な英語を使ってはいけないとこれまで強く
思ってきました。いったん口を開いたら、完璧な
単語用法に文法を駆使できなければと感じていたのです。
それができないなら、英語ではなく日本語でと
思っていたのですね。授業の指示出しを英語でと思いながらも、
ついつい日本語の比重が大きくなっていました。

ロンドンのmelting potで多様なコミュニケーションを
実体験した結果、恐れるのは止めようと今は感じます。
自分の理想を追求することはもちろん大切です。
けれども理想と正解を同一視してしまうと、
いつまでたっても出発点に立てません。

理想を頭に描きつつ、まずは行動。

そう感じています。
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